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なぜ続けるのだろう

私はこういったブログをしているからだろうか。
なぜか、臨床美術の体験をしたいという人よりも、臨床美術士になりたいという問い合わせをもらうことが多い。
臨床美術について知りたいのなら、直接協会の方や芸術造形研究所のHPなりを見るとか、問合せをした方がよほど正確な答えが得られると思うのだが、なぜだか臨床美術について私が語ると、資格を取りたいという人がやってくる。

多分、美大などを出ていないのにアートにかかわる仕事をしていると、誰でもできることだと思うからだろう。
実際、臨床美術のプログラムは年齢も人も選ばずに楽しめるものだから、体験した人は簡単に自分が同じように教えられると思うのだろう。
簡単に見栄えよく、確かに納得いくような満足な作品が出来上がり、そこにはすごく難しい技術やセンスなど必要ないように思えるからかもしれない。

そして、資格も今や通信などで簡単に3級まで取れる。

私は10年以上前に3級を取ったので、プログラムの作成までができる3級なのだが、現在では同じことをしようと思えば2級もしくはプログラム作成講座を別に受けないとできない。
何のために資格を取るのか、目的意識がはっきりしていないと、実は続けていくのは難しい。

老人福祉施設などで実施したいと思っても、金額の問題や時間の問題など、施設側の理解がないと採用されない。
また、作業療法士は国家資格であるため、実際に行うことは全く質の違うものだが、絵を描いたりものを作ったりするなら作業療法士のすることは強く採用される。
その違いすら見てもらえないこともしばしば。
認知症予防にも運動は理解あっても、芸術などに関してはほとんどの自治体が理解を示さないか採用しない。
臨床美術士だというと、絵を描いたりしたものから、何か診断または判断すると思われるなど、はなはだ誤解が多く付きまとう。

私に至っては町の教育関係者から、謂れのない誤解から大げさな対応を受け、そのせいなのか町の関係者や管轄からは全く聞く耳を持ってもらえない状態になってほぼ8年くらいが経つ。
今では、無理してこの町のために臨床美術士として関わろうとも思わなくなった。
だから、町の関係にはほぼ何も動いていない。

そして、なぜだか分からないが、取材に来る人でも本質を何一つ見ようとしない、聞いているようなふりをして全く何も聞いていない人が多い。
臨床美術士を臨床心理士として記事を書いてしまった新聞もあるくらい。
私の説明がヘタなのかもしれないけれど、このご時世何の下調べもせずに取材に来るというのも私からしたら信じられない。

これらのことがこの10年近くの間に蓄積されると、臨床美術士と言い続けるのが何だかしんどくなる。
こんなブログもしなければいいのかなと思ったりもする。

ほぼボヤキなんだけど、私自身の歳も歳なんで、シャカリキになるのはちょっともういいかなと。
楽しく、やって良かったと思える相手にしか、したくないというか。
新たな顧客を増やそうという気になれない。

こういうネガティブな投稿に限って誰かしら読んだりするんだろうな。
まあ、いいけど。


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CATEGORY:日々是臨床美術士

THEME:ひとりごと | GENRE:学問・文化・芸術

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プロフィール

ゆっけ

Author:ゆっけ
脳が目覚めるアート塾 アート寺ピー処 「てらーと~TERART~」の代表:池田 有希枝です。

日本臨床美術協会認定 脳が目覚めるアート塾講師
臨床美術士3級
諏訪市の臨床美術士集団「SUWART(スワート)」会員

ここは、臨床美術を体験できる寺です。
静かな山寺で過ごすアートな時間。
美術の苦手な方も小さいお子さんから大人まで楽しむことのできる臨床美術独自のアートプログラムで脳も心もいきいきとしてみませんか。

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